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I'll not forget

000051_20090116225316.jpg

カメラ camera    OLYMPUS PEN FT
フィルム Film     KONICA CENTURIA SUPER 400



人の痛みをわかる人間であり続けること。

これは人である上で、決して失ってはならないこと。





以下、タビノキロク day3

「負の遺産~アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所~」


人類の負の遺産をご存知ですか。

ナチス・ドイツに占領されていた町から、何の罪も無いユダヤ人が強制収容所に送られて、
ある人は即座に殺され、またある人は過酷な労働をさせられていたという
地球至上最悪の出来事を。

この、収容所でよく耳にする場所が「アウシュヴィッツ強制収容所」。
これはポーランドにあることを知らない人はたくさんいるはず。

クラクフ近郊にはアウシュヴィッツ強制収容所・ビルケナウ強制収容所の2箇所があり、
テレビなどで見たことあるひとはいるでしょうが、
収容所へと続く長い線路、あれがあるのはビルケナウ強制収容所なのです。

今回、この旅のメインの一つである、この2箇所の収容所へ行ってきました。


PC277121.jpg
ここは、ご存知の方も多くいると思います。
収容所の入り口です。

「働けば自由になる」

この意味を収容者たちはどのように捕らえていたのだろうか。


PC277125.jpg
バラック地帯。

アウシュヴィッツは今博物館となって、収容者の写真や私物、当時の写真やイラスト、資料などが展示されてます。

さまざまな言語で書かれていて、かなり多くの国から収容者が送られてきていたことがわかります。



PC277128.jpgここは、死の壁。

ここで収容者たちが処刑されました。

裸で壁の方を向いて、後ろから銃殺。
当時のイラストが展示されていたのですが、銃殺後、遺体を運ぶのは収容者たちでした。

自分の身もいつかこうなる。
おびえながら毎日を過ごす。
生きた心地がしないどころか、生き地獄。
しかも犯罪を起こしたわけではない。

ただ、ユダヤ人として生きてきただけなのに。



PC277127.jpg死の壁には、訪れた方からのメッセージや花束が
添えられてました。

人間である以上、この出来事は忘れちゃいけない、知っていなければいけない
そう強く思い、手を合わせました。



PC277140.jpg2キロほど離れたところにビルケナウ収容所があります。
シャトルバスを待つのは時間がもったいなかったので
タクシーで行きました。



PC277139.jpg
これが、ガス室へと続く線路。
この先の門をくぐれば生きて帰れない。

心が痛いです。


PC277141.jpg
門の中もずーっと長く線路が続いてます。

ビルケナウ収容所はとにかく広いです。

こちらの収容所は、アウシュヴィッツとは少し違って
資料はほとんど無く、
当時のまま保存されている施設を見学できる、という感じでした。


PC277147.jpg
各バラックを歩いて回りました。

バラックの中は隙間だらけで、真っ暗。

ポーランドの冬はこの通り雪も積もるし寒いです。

トイレはコンクリートの腰掛に穴が開いているだけ。衛生的にも良くないし、
プライベート的にもこんな屈辱的なことはないと思う。

何故こんな目にあわなければならなかったのかな・・・。



日本には肌の色も、宗教もさほどあるわけではなく、
人種差別などはあまり身近にあるわけではないし、経験をすることもあまり無いと思います。

わたしのこのつたない旅日記で伝えられることはほんのわずかに過ぎません。
でも、どうかこのような事実を、「怖い」、「かわいそう」という気持ちだけで
見ぬ振りするのはやめて欲しい。

人である以上、知っておかなければならないことだと思うし、
絶対に同じことを繰り返してはいけない。
人の好き嫌いで物事を進めてはいけない。

少なくとも、人の痛みがわかる人間でありたいと、
この「地球至上最悪の負の遺産」を訪れてこう強く思いました。

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Comment

ACO | URL | 2009.01.19 10:28
おはようございます^^

そう。
人の痛みを分かる・・って現在の日本でも少しづつ失われているような
感じがワタシはします・・・

「かわいそう」「悪いこと」っと分かっていても
見て見ぬふりをするのが当たり前みたいな・・

全てのお写真。雪のせいもあるのかもしれないけど
とっても切なくて悲しくて・・
現代の世の中で人の痛みに触れる・・のはとっても必要なことだと
ワタシは思います。
特に今の子供達には・・
ribon2 | URL | 2009.01.19 19:54 | Edit
足跡・・・・good!!!!v-25
なおきち | URL | 2009.01.19 22:29
私もアウシュヴィッツ収容所の存在は知っていましたが、それがポーランドにあることすら知りませんでした‥‥反省(ーー;)
人間って、怖いですね。どうして同じ人間なのに人種差別をするんだろうか。考えてみればユダヤ人の迫害はその最たるものではありますが、差別は大なり小なり意外と身近にも存在して(もちろん日本にも)、それがさも当たり前のことかのように行われている現実に気付きもしない人のなんと多いことか‥‥。
あえてこういう歴史に直面することは、良い勉強になりますね。
なんだか身につまされる思いです‥‥(-。-;)

topの写真がなんとも切なくて、でも雰囲気が出ていて好きです♪
ようころりん | URL | 2009.01.19 23:57
>ACOさん

うんうん、そうですよね。

人の痛みに触れる、
命の尊さを知る
どちらもとっても重要でいて、最近はその部分が
足りないのかもしれませんね。

こう世界に出掛けると、日本人の歴史や社会情勢の無知が
自分も含めて、とっても恥ずかしくなります*.::(o´・ω・`o)::*.
ようころりん | URL | 2009.01.20 00:04
>ribon2 さん

足跡ありがとうございました♪

またいらしてくださいね
ようころりん | URL | 2009.01.20 00:04
>なおきちさん

うんうん、
ついついドイツにあるものだとばかり思い込んでしまってたりしますよね。

私もポーランドにある、ということを知ってから
こんなにも広域にわたってこのような最悪の出来事が行われていた、
ということに驚きとショックがありました。

自分の知識の無さが恥ずかしくなります*.::(o´・ω・`o)::*.
さち | URL | 2009.01.20 00:47 | Edit
ここもすごく良い雰囲気~
最後の写真なんか、シンプルでとってもカッコイイ!
そして深い・・・

ようころりん | URL | 2009.01.20 23:03
>さちさん

全然深くないよーぅ

あたしなんかちっぽけで、
こんな程度しか感じることができなかったって
情けなくなるわ、全く。

あたしも含め、日本人って、ほんと知識や考えが無くて
情けないよねー(+Д+;)
かはず | URL | 2009.01.21 18:15
タイトルに?と思いました。
なぜ忘れるんだろう?
忘れたいことなんですかね?
ようころりん | URL | 2009.01.21 18:33
>かはずさん

ΣΣ(゚д゚lll)
not抜けてる!!

あたしったら大変な間違いを・・・

ご指摘ありがとうございます*.::(o´・ω・`o)::*.

iwata coffee | URL | 2009.01.23 00:57 | Edit
写真から重たい真実が伝わって来ました。
大きな間違いをしてしまった人たちも、殺されていった人たちも僕たちとなんら変わりのない同じ人間たちなんですね。
心に刻み付けておかなくては。
ようころりん | URL | 2009.01.25 15:47
>iwata coffee さん

コメントありがとうございます。

収容されていた方々ももちろん辛い思いをされていたと思いますが、

看守の方たちも、どのような気持ちで業務を遂行していたんだろう、
と考えてしまいました。

このような機会を設けることができて良かったと思います。

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